厳選した生豆を焙煎
世界中のコーヒー産地から厳選した豆をバッハコーヒーグループで共同仕入れをしています。コーヒー豆は各国の諸条件から入手が困難になることも珍しくありませんが、じゃくう鳥では安定した生豆の仕入れにより可能な限りいつも変わらない味をご提供したいと考えています。
千葉市大巌寺町にある平屋の店舗に焙煎機を置き、コーヒー豆を焙煎しています。
じゃくう鳥という店名はブラジルの森林に住む‘Jacú’という鳥から取りました。甘く完熟した真っ赤なコーヒーチェリーだけを好んで食べる目利きの鳥です。Jacúがたくさん集まるコーヒーの木のような場所にしたいと思ってこの名前を付けました。
風通しのいい店内では古いスピーカーから流れる音楽を聴きながら、ゆったりとコーヒーを召し上がって頂けます。新鮮な豆の販売を販売しておりますので、ご自宅でもじゃくう鳥で焙煎したコーヒーを堪能して頂ければ幸いです。
世界中のコーヒー産地から厳選した豆をバッハコーヒーグループで共同仕入れをしています。コーヒー豆は各国の諸条件から入手が困難になることも珍しくありませんが、じゃくう鳥では安定した生豆の仕入れにより可能な限りいつも変わらない味をご提供したいと考えています。
じゃくう鳥では焙煎の前後にハンドピックをしています。コーヒーの木から収穫された実は様々な製産処理を経て生豆になり多くの人の手を渡って私たちの手元に届きます。その間には発酵した豆や未成熟な豆、カビ豆や小石などの異物や時には別の穀物の実など様々なものが微量ながら混入しています。それらを取り除くために焙煎の前に三度、そして焙煎後にも必ずハンドピックにより欠点豆を取り除いています。
大和鉄工所のMeister-5 という焙煎機を使っています。この焙煎機の特性は、豆の芯まで均一に熱が通りやすいこと、そして焙煎の時の排気がとてもよいことです。そのため、浅煎りから深煎りまで豆の特性を十分に引き出すことができます。いずれの焙煎度合でも、豆固有の風味をしっかりと口の中に残しながらも抜けが良く、澄んだ余韻が長く残ります。
1kgの豆の中のひと粒、100gの中のひと粒、カップ1杯分の中のひと粒、これらのひと粒はどれも同じだと考えています。欠点豆がたった一粒でも混入したコーヒーは異臭がしたり痺れるような味覚を伴ったりと、雑味を生みカップをいとも簡単に汚してしまいます。素晴らしい特性を持ったカップ一杯のコーヒーを美味しく召し上がって頂けるよう丁寧なハンドピックと適正な焙煎を心掛けています。
1965年大阪生まれ。10歳から大学卒業まで千葉市稲毛で過ごす。大学では美術史を専攻しアルベルト・ジャコメッティをテーマに卒論を執筆。卒業後は大手町の新聞社に入社し26年間勤務した後に早期退職。コーヒーとの出会いは大学1年の時のアルバイト先、早稲田にあった“あんねて”という自家焙煎店。それ以来育んできた焙煎士になる夢を実現しようと決めたのは“カフェ・バッハ”との出会いから。2012年よりバッハコーヒーの田口護氏に師事し5年間に渡り焙煎を学ぶ。2016年5月3日に自家焙煎珈琲豆屋じゃくう鳥をオープン。
日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)